防災・危機管理情報


腸管出血性大腸菌感染症について

腸管出血性大腸菌症では、腹痛・下痢・血便・発熱などがみられます。

腸管出血性大腸菌に汚染された飲食物を食べたり飲んだりすることで感染します。また、腸管出血性大腸菌が存在する糞便から、手指を介して菌が口に入って感染することもあります。

大腸菌は家畜や人の腸内に常在し、ほとんどは無害ですが、O-157、O-26、O-111、O-128などに代表される、ベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌に感染すると、溶血性尿毒症症候群や脳症など重い合併症を起こすことがあるので注意が必要です。

気温が高くなる時期に流行しやすく、幅広い年齢層に発生しますが、幼児や高齢者など、抵抗力が弱い方ほど感染の危険性がより高くなります。

下痢や腹痛、発熱などの症状がある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

  

予防法

  1. トイレの後、調理・食事の前に石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
  2. 動物にふれた後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。
  3. 加熱調理する時は、材料の中心部まで火がとおるように注意しましょう。特に、肉料理は十分な加熱をしましょう。中心部温度75℃で1分以上の加熱が目安です。
  4. 肉の生食(レバ刺しやユッケなど)には注意しましょう。
  5. 生肉を扱った調理器具は、使用後、洗剤で洗い、なおかつ熱湯や漂白剤で消毒してから、他の料理に使いましょう。
  6. 野菜も流水でよく洗いましょう。
  7.  

     

  

問合せ先

中部総合事務所 倉吉保健所 医薬・感染症対策課 難病・感染症対策担当
電話 : 0858-23-31450858-23-3145      FAX : 0858-23-4803
  

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