○メタボリックシンドロームは「へその上の周囲径」が基準となります
腹囲(へその上の周囲径) →
男性85cm以上、女性90cm以上
(内臓脂肪面積が男女とも100cm²以上に相当)
ウエスト径の正しい測り方は、へそ周りを測ります。
※腰の一番細いところではありません。
巻き尺は、水平に巻きます。
両腕は自然に下げ、普通に息をして、息をはき切った時に測ります。
=メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の状況= (平成16年国民・栄養調査結果の概要より)
40~74歳を対象とした場合
男性の2人に1人、女性の5人に1人はメタボリックシンドロームが強く疑われる又は予備群!
メタボリックシンドロームは、生活習慣が密接に関係しています。
生活習慣を少し改善するだけで、内臓脂肪を減らし、メタボリックシンドロームを防ぐことができます。
こんな生活をしていませんか?まずは生活習慣を振り返ってみましょう。
1.食事は満腹になるまで食べる
2.間食をよく取る
3.料理に砂糖をよく使う
4.濃い味付けが好き
5.緑黄色野菜をあまり食べない
6.アイスクリームを好んで食べる
7.普段から階段を使うことが少なく、エレベーターなどに乗ってしまう
8.運動の習慣がない
9.ストレス解消にお酒を飲むことが多い
10.たばこを吸っている
※1~6は食習慣、7,8は運動習慣、9,10は嗜好です。
当てはまる項目が多い人は要注意!!
○食生活の改善と運動習慣の定着により、内臓脂肪を減らすことが必要です。
「運動」「食事」「禁煙」の生活習慣を振り返り、
出来ることから始めましょう!
●歩くことが第一歩。ウォーキングから始めてみましょう。
「さあ、運動しよう!」とはいっても、開始することは難しいものです。「歩く」ことは、身近で道具も必要なく、気軽にできます。目標は1日1万歩! (10分間の歩行→約1000歩)まず、心がけからスタートを!
・エレベーターやエスカレーターをなるべく使わない。階段を使う。
・近くの距離は歩く。
・目で見て分かる目標を決める。(可能であれば、万歩計をつけて歩く) など
●1日3食、規則正しく食べましょう。
・単品ではなく、「主食+副菜+主菜」がそろった定食を選択。
・揚げ物や脂っこい料理はなるべく避ける。
・野菜の多いものを選択する。
・腹八分目を守る。
・塩分を控える。
・カルシウムを多くとる。 など
●適量飲酒を守りましょう!
・アルコールもエネルギーとなります。飲みすぎやおつまみの食べ過ぎはエネルギーの取り過ぎにつながります。
※適量飲酒を守り、週に2日は休肝日をつくりましょう。
※喫煙は、生活習慣病、がんのリスクを高めます!
※受動喫煙により、喫煙者の周りにいる人へも影響を及ぼします。
※体の異常をより早くに知ることができます。
※単一のデータだけではなく、総合判定に注目し、生活習慣の改善や適切な治療を心がけましょう。
中部総合事務所 倉吉保健所 健康支援総務課 健康長寿担当
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