病院長 花木啓一
当院は、鳥取県中部の中核病院として地域の急性期医療を担っています。当院の規模がワンチームを形成できる最大限度程度であることから、304床を擁しながらも医師を始め多職種が良好なチームワークで診療に当たっていることが特徴です。初期研修医は、指導医と膝を突き合わせ、医療スタッフと顔の見える関係を維持しながら、当院の豊富な症例について深く学びます。
初期臨床研修はその後の医師人生の基盤を形成する重要な時期です。ぜひ私たちと一緒に充実した2年間を過ごしましょう。
2年間の研修を終えて
私は鳥取県立厚生病院において初期研修をさせていただきました。
当院は、各診療科の垣根が低いことが特徴です。研修医は、内科、外科、小児科、産婦人科など、幅広い診療科目で実践的な研修を行います。このため、研修医は、将来的にどの診療科を選択するかに関わらず、多様な医療現場で活躍できる基礎的な知識や技術を習得することができると思います。また当院の救急外来は、鳥取県中部医療圏で、唯一の急性期型総合病院ということもあり幅広い疾患を見ることができます。このことは初期研修で多数の症例を経験したいと考えている人にとってはとても貴重な研修環境ではないかと思います。
私見ではありますが、初期研修病院を選ぶ上で参考にして頂ければ幸いです。
鳥取県立厚生病院 研修医 藤井 楓子
初期臨床研修を終えて
私は鳥取県立厚生病院にて初期臨床研修をさせていただきました。研修が始まった頃は、分からないことだらけで、臨床現場とはどういう所かを理解することの方が必死だったと思います。先生方、スタッフの皆さんは優しく見守ってくださり、たくさんアドバイスもいただいて、無事に研修を終えることができました。研修病院としては、さまざまな疾患、症例を経験し、知識を深めることができたと思います。自分が進む診療科以外でも、診察、検査、診断、治療方針を自分で考えて、上級の先生から知識をいただくことは、初期臨床の間だけの貴重な時間です。自分が一番成長できる環境はどんな所か、難しいと思いますが、研修病院を選ぶ際の参考にしていただけると幸いです。
鳥取県立厚生病院 初期臨床研修医 矢倉 響