環境省が実施する令和2年度「水・土壌環境保全活動功労者表彰」について、湖底こううん隊が受賞しましたのでお知らせします。
詳しくは、米子市ホームページをご覧ください。<https://www.city.yonago.lg.jp/33039.htm >
1 被表彰者
団体名:清水の恵みを守る会(しみずのめぐみをまもるかい)
代表者:山田 正則(やまだ まさのり)
団体所在地:鳥取市気高町殿(殿公民館)
2 功績内容
明治42年、布勢の清水(ふせのしみず・・・平成の名水百選、とっとりの名水)を利用した町内で初めての水道を、住民の力で敷設し、その後湧水を守る清掃活動を約100年以上継続している。また、この清水を通した地元小学校の環境教育に協力して取組を継承している。
3 布勢の清水について
鳥取市気高町殿部落南部の布勢平神社境内の巨岩の下から、清冷な清水がこんこんと湧き出ている。この水がいつごろ発見され、利用されたかは不明であるが、その昔、この辺りを治めていた鹿野城主亀井武蔵守茲矩が、「その清冷さ氷のごとき」と称賛し、傍らに涼亭を設け、夏の日には日毎に納涼したと記されている。明治42年には、この清水を利用して町内でも初めての水道が、住民の力によって道路沿に敷設され、現在に至っている。
その豊潤な水量と良質清冷をもって、広く近隣に知らされている。
現在、布勢の清水及びその付近の9haは、鳥取県自然環境保全地域に指定されるなど良好な自然環境を保っている。
また、これらの保持を図るため、地元住民による積極的な保全活動が行われている。
◎交通案内:鳥取市気高町殿(山陰線浜村駅からバスで15分)
◎知事に受賞報告されました。(左から細谷博子さん、平井知事、山田正則会長、細谷星一さん)
◎報告の様子
◎太田国土交通大臣からの表彰伝達の様子です。
◎受賞者のみなさまとの集合写真(後列右から2番目が山田会長)