野菜研究室

こんな研究室です

野菜の適品種選定、栽培および土壌管理技術の改善を担当しています。

研究内容

  1. スイカの耐病性台木およびイチゴの新品種育成
  2. ブロッコリー・ミニトマト・ブロッコリー等の適品種選定 
  3. スイカの着果安定、省力栽培技術開発および空洞果、裂果等生理障害対策確立
  4. 気温上昇に対応した施設野菜の安定生産技術の開発
  5. 野菜の土壌診断、施肥削減技術の開発

研究成果

  •  イチゴ新品種「とっておき」の育成、栽培技術確立

イチゴの新品種「とっておき」を品種育成(H30、登録番号:27049)し、栽培技術を確立しました。炭酸ガス施用効果(増収、高品質化)など「とっておき」の栽培特性を明らかにし、栽培技術マニュアルを作成しました。「とっておき」栽培技術マニュアルはこちら(pdf:869KB)

※「とっておき」は鳥取県内に限り栽培可能です。

「とっておき」炭酸ガス施用による増収効果

(左)「とっておき」、(右)炭酸ガス施用による増収効果

  • ドローンを活用したブロッコリーの収穫期予測

ブロッコリー秋冬作型において展開葉数と平均気温から収穫日を予測する技術を開発し、ドローン空撮画像解析と組み合わせた現地実証を開始しました。

ドローンによるブロッコリー葉枚数解析解析葉枚数からの収穫予測値と実際の累積収穫率の推移

(左)ドローンによるブロッコリー葉枚数解析、(右)解析葉枚数からの収穫予測値と実際の累積収穫率の推移

  • スイカのトンネル栽培における整枝作業の改善

スイカのトンネル栽培において、畝に対してつるを平行に誘導しそのまま受粉作業を行う省力的な整枝方法を確立し、無つる引き栽培法としてマニュアルを作成しました。無つる引き栽培マニュアルはこちら(pdf:566KB)

(左)慣行栽培による整枝方法、(右)無つる引き栽培による整枝方法

(左)慣行栽培による整枝方法、(右)無つる引き栽培による整枝方法

  

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