環境研究室

研究内容

  1. ナシ、カキ、スイカ、ラッキョウ、ネギ、ブロッコリー、ナガイモなどの主要園芸作物における難防除病害虫の原因究明と防除技術の開発
  2. 性フェロモン剤や資材などを利用した、果樹、野菜の農薬削減技術の開発
  3. 新農薬による低コストかつ安全な病害虫防除技術の確立
  4. 主要園芸作物における病害虫の発生予察技術の開発(病害虫防除所兼務)

こんな研究室です

 園芸作物を対象とした病害虫防除技術の改善を担当しています。

研究成果

■県オリジナルナシ品種「新甘泉」の最重要病害である「ナシ黒星病」に関して、時期別の果実感受性の推移を確認することでその重点防除時期を明らかにしました。

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6月上旬に黒星病菌を接種した「新甘泉」果実

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同じく7月上旬に接種した果実

■ネギの重要要害である「ネギ黒腐菌核病」の罹病残渣を適切に処理する方法について検討し、各種資材を用いることで罹病残渣に付着した菌核が不活性化することを明らかにしました。

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ネギ黒腐菌核病

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黒腐菌核病 残渣処理の様子

■ねばりっ娘の頂芽を温湯消毒することで、種イモに寄生するネコブセンチュウによる被害の抑制効果が高いことを明らかにしました。

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ネコブセンチュウ

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ネコブセンチュウ被害種イモ

  

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