日本国鳥取県と大韓民国江原道の友好提携に関する協定書
日本国鳥取県と大韓民国江原道は、両国間の長年にわたる善隣友好・相互協力の精神に基づき、両地域間の関係発展を相互に希望していたところ、
1 両県・道は、このような希望を実現させるため、1993年2月に江原道代表団が鳥取県を訪問し、「農林水産業に関する交流覚書」を交わした後、様々な分野の交流を通じて多くの成果を得た。
2 これらの成果をもとにして、両県・道間でさらに幅広い分野の交流・協力を促進することは、両県・道の地域活性化に寄与するのみならず、日韓両国の相互理解の促進と反映にも大きく貢献するものであるとの認識で一致した。
3 このため、両県・道は、これまで培ってきた相互の友好関係を一層深めることとし、ここに正式に友好提携を行うことに合意する。
この協定の成立を証するため、日本語及び韓国語で協定書を作成し、両県・道の知事が県民・道民を代表して署名の上、それぞれ一部ずつ保管するものとする。
この協定書は、双方の知事が署名したときから発効する。
1994年11月7日
大韓民国江原道春川市にて
西尾邑次 李相龍
日本国鳥取県知事 大韓民国江原道知事