10月20日(木)、日南試験地(日南町阿毘縁)にて、ふれあいセミナーを開催しました。好天に恵まれたこともありたくさんの方々にご来場いただき、活気あふれるセミナーとなりました。
~成果報告~
試験成果について、講演により御報告しました。
1.中山間地域積雪地帯における新規品目検索の取り組み
日南試験地 亀田修二
過去に実施した大雪型パイプハウスを利用した冬期無加温栽培試験の様子を紹介するとともに、早春収穫が可能な野菜としてアスパラガス及びニラ、盆から彼岸の収穫で収益性の高いトルコギキョウについて試験の取り組み状況を紹介しました。
2.初夏穫りブロッコリーの安定栽培技術
日南試験地 吉田伊織
春先の気温が低い中山間地では初夏どりが難しいが、低温回避のためには早生品種の遅植えが有効で、さらに、育苗法、保温や施肥改善によって早期収穫化の可能性があることを紹介しました。 |
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~ほ場案内~
夏秋トマト、コンニャク、セルリー、ニンジン、ニラ、アスパラなどの試験・展示内容、生育状況を御案内し、各作物の生育特性などに興味を示されていました。
~試食コーナー~
鳥取県オリジナル品種「輝太郎」を始めとするカキやナシの試食や、サツマイモの食べ比べなどを行いました。日南試験地産の野菜スティックや生芋コンニャクの試食も好評でした。