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 中学生が、仕事をしている人と接し、自分自身も体験することで勤労観・職業観を育成することや、コミュニケーション能力、社会的スキルを身に付け、人間関係の大切さを体得することなどを目的とした中学生の職場体験の受け入れを行っています。

  

令和6年度体験の様子(西中学校・高草中学校・北中学校)

令和6年度は、鳥取市の西中学校、高草中学校と北中学校の中学生を受け入れ、自然分野、歴史・民俗分野、美術分野、総務関係の業務を体験しました。

 

1日目の体験・美術分野

美術のワークショップとして行う「ミニ掛け軸づくり」の準備と発送作業をしました。

体験の様子 体験の様子 

2日目の体験・総務に関する業務

総合受付やミュージアムショップでの値札づくり、総務の仕事も体験しました。

受付では緊張の面持ち。

体験の様子 体験の様子 体験の様子

3日目の体験・歴史・民俗分野

歴史の分野では武将のサイン「花押」づくりの体験や、資料の整理を行いました。

民俗分野では博物館の収集資料の登録を体験しました。歴史や本が好きな生徒さんは興味深々で積極的に取り組んでおられました。

体験の様子 体験の様子

4日目の自然分野

自然の分野では押し葉標本の製作を体験しました。博物館周辺の植物を採取し、特徴を台紙に書き込んで、図鑑で植物の名前を調べました。午後からは収蔵資料データベース「とっとりデジタルコレクション」への植物標本の画像登録にも挑戦しました。

体験の様子 体験の様子

 


 職場体験学習を終えて/博物館より

令和6年度の職場体験学習には、鳥取市内3校の中学校から合計6人の生徒さんに、博物館の仕事を体験していただきました。
博物館には、学芸員だけでなく多数の職種の職員がそれぞれの役割を分担しながら働いていることを説明し、日替わりで、美術、総務、歴史、自然の業務を体験してもらいました。
体験初日のオリエンテーションでは、お客さんや他の職員へのあいさつと、何か言われたときの返事が出来るようになって欲しいと話をしました。
生徒さんもいろいろで、言ったその時から返事ができる生徒さんもあれば、少し時間が必要だった生徒さんもありましたが、体験が終わる時には、みんながあいさつや返事ができていました。
将来、何になりたいかが決まっている生徒さんとそうでない生徒さんがありましたが、中には、将来、歴史を勉強したいという生徒さんがおられ、歴史担当の学芸員に個別で話を聞いていたようです。
今回の体験が将来職業を選ぶ時の参考になれば嬉しいと思います。

 
  

最後に本ページの担当課    鳥取県立博物館
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