平成30年3月25日(日)、鳥取県林業試験場構内(鳥取市河原町稲常)に新たに建設された「木材環境研究棟」の開所式を行いました。
当日は県内の建築・木材加工業・林業・行政関係者など約40名の方々にご参加いただき、鳥取県産材及び鳥取発の技術がふんだんに使用された「木材環境研究棟」が初披露されました。
「木材環境研究棟」は、オープンラボ機能強化(木材・建築業界等)による実用技術の協働開発拠点化の中心施設として整備したもので、CLTやLVL、スギ厚板耐力壁など県産材を使用した新たな木質材料・建築技術のモデル展示施設としての見て感じてもらう役割を兼ね備えたものになっています。
このほか、最新鋭の恒温恒湿室・実大強度試験機・燃焼試験機を併せて導入し、このうち、恒温恒湿室は「木材環境研究棟」に設置しています。これを契機として、昨春開所した「とっとり林業技術センター(Gut Holz グートホルツ)」と併せ、林業・木材利用に関する総合拠点(相談窓口)として、様々な異業種の人達との交流を進めたいと思います。
◆看板除幕 ◆知事挨拶
◆竣工記念写真
▲ 左:木材環境研究棟 右:木材加工研究棟(H7完成)▲
◆導入した試験機