指導医からのメッセージ
プログラム責任者
村尾 和良(糖尿病・内分泌・代謝内科部長、自治医科大学卒)
当院の初期臨床研修は40年の歴史があります。自治医科大学卒業生の研修病院として、当初より多科ローテート方式で行ってきており、そのノウハウを生かし今日まで発展してきました。
その中で醸成された「スタッフ全員で研修医を育てよう」という文化は、当院での研修の特徴の一つとなっています。指導医全員が指導医講習会を受講し、それぞれの研修医に合わせた指導方法を考え指導しています。
当院は鳥取県東部地区の中核病院として一次救急から三次救急まで様々な患者が訪れますが、特に時間外・休日の救急外来は様々な患者であふれています。研修医は指導医(上級医)と一緒に日当直に入り、ファーストタッチから患者に関わりますが、診察から検査計画、診断、治療まで指導医と一緒に責任を持って行うことで、すぐに自分で考えて診療できるようになっていきます。実践力をつける最適な場所が用意されています。
また、当院では第三者機関(卒後臨床研修評価機構)からの評価を受審しています。これは、現状に満足することなく、更に良いプログラムにしようという姿勢の表れです。まだまだ指摘されることもありますが、その指摘を真摯に受け止め、日々プログラムの改善に取り組んでいます。
まだまだ伝えたいことはありますが、実際に病院や研修している研修医の姿を見ていただくのが一番だと思います。少しでも興味がある人がいましたらお気軽に見学においでください。心よりお待ちしています。