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『劇画家』谷口ジロー氏を体感!!
原画展「谷口ジローの世界1 ~狩撫麻礼との80年代~」を開催します!!
↑画像をクリックでチラシがダウンロードできます(PDFファイル、1,944KB)↑
世界が認めた漫画の巨匠・谷口ジロー氏は、80年代前半に「劇画家」として多くの読者を獲得しました。
生涯で最も多作だったこの時代の作品のうち、漫画原作者・狩撫麻礼(かりぶまれい)氏とコラボレーションした4作品の原画展を、谷口ジロー氏のふるさと鳥取市の「ギャラリー鳥たちのいえ」で開催します。(観覧無料)
なお、会期中には原画の魅力を掘り下げるギャラリートーク(10月12日(土))を開催します。
また、会場2階に谷口ジロー作品を自由に読める「谷口ジローライブラリー」を設けます。
1.名称
原画展「谷口ジローの世界1 ~狩撫麻礼との80年代~」
2.会場
ギャラリー鳥たちのいえ(鳥取市本町1丁目201 ミュトスビル)
3.会期
2019年10月1日(火)~2019年10月20日(日)(うち休館日10月7日(月)、15日(火))
4.概要
SFやハードボイルドの迫力ある画像から市民の日常を丁寧に描く描写まで、幅広い表現で日本のみならず世界で高く評価される谷口ジロー。その画力と表現力は、およそ半世紀前のデビュー当時から見応えのあるすぐれたものでしたが、それが留まることなく進化・発展していきます。
そんな谷口ジローにとって、80年代前半の原作者・狩撫麻礼とのコラボレーションは、一時代を画すものだったといえるでしょう。生涯で最も多作だったこの数年間で、「劇画家」谷口ジローは多くの読者を獲得しました。そして、谷口と同年の新人「漫画原作者」狩撫麻礼もまた、活躍の舞台を確かなものにしたのでした。二人のコラボレーションは4年に満たない短い期間のものでありながら、忘れ難く大きな足跡を漫画史に刻んでいます。
この原画展では「狩撫麻礼との80年代」と題して「青の戦士」、「LIVE!オデッセイ」、「ナックル・ウォーズ」、「ルード・ボーイ」の4作品の原画を紹介します。
5.展示内容
「青の戦士」
「LIVE!オデッセイ」
「ナックル・ウォーズ」
「ルード・ボーイ」 計57点 (予定)
6.関連企画・ギャラリートーク
- 内容 谷口ジロー作品の原画の魅力を解説
- 日時 2019年
10月12日(土)16時~17時30分 10月20日(日)16時~17時30分
- 出演 イトウユウ氏(京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター・研究員)
7.関連企画・谷口ジローライブラリー
- 内容 谷口ジロー作品を自由に閲覧
- 会場 ギャラリー鳥たちのいえ 2階
- 展示作品
- 「描くよろこび」(平凡社)
- 「描く人」(双葉社)
- 「漫画原作者・狩撫麻礼 1979-2018<そうだ、起ち上がれ!!GETUP!!STANDUP!!>」(双葉社)
- その他 狩撫麻礼原作漫画5冊
- 既刊漫画30冊(日本語)、20冊(外国語)
8.入場料
観覧無料
9.主催等
主催:鳥取県、株式会社ふらり 協力:双葉社、鳥たちのいえ
<参考:プロフィール>
谷口ジロー(たにぐちじろー 1947~2017)
18歳まで鳥取で過ごす。その作品はアジア、ヨーロッパ、アメリカ等で広く翻訳・出版され、内外の多くの漫画賞を受賞し、高く評価されている。また、「遙かな町へ」「晴れゆく空」「孤独のグルメ」「神々の山嶺」「事件屋稼業」等、映画化、テレビ・ドラマ化、舞台化された作品も少なくない。
狩撫麻礼(かりぶまれい 1947~2018)
小池一夫の劇画村塾第一期生。1979年に「East of The Sun, West of The Moon」で原作者としてデビュー(絵は大友克洋)。土屋ガロン、ひじかた憂峰等の筆名もある。「ア・ホーマンス」(松田優作監督・主演)、「オールド・ボーイ」(パク・チャヌク監督でカンヌ国際映画祭グランプリ)他、映画化された作品も多い。