平成31年2月より鳥取県文化財保護審議会に大綱策定特別部会を設け検討してきた「鳥取県文化財保存活用大綱」について、県内市町村文化財保護部局、県関係課・機関等との意見交換、部会からの意見聴取、審議会における審議を経て令和2年3月に策定しました。
「鳥取県文化財保存活用大綱」は、鳥取県文化財保護条例に基づいた、県内各地域に所在する文化財の保存と活用を推進するために必要な考え方や方策、体制づくり、そして新たな文化財の把握などに関する指針を示し、さらに県内市町村による地域計画策定推進に益することを目的としています。
大綱は下記のリンクからダウンロードできます。
鳥取県文化財保存活用大綱(PDF 2752KB)
概要版(PDF 315KB)
「鳥取県文化財保存活用大綱」における保存活用の方針を踏まえ、県内文化財を素材としてつくり出す特徴的なストーリーを提示することで、本県文化財の魅力向上を図り、保存活用を促進していくことを目指すものです。
【関連文化財群とストーリー】
(1)母なる大山の物語 -地形が生んだ歴史と文化-
(2)砂を利す人々の営み -砂と湖が形成した鳥取の景観と文化-
(3)とっとり弥生の王国 -妻木晩田遺跡と青谷上寺地遺跡-
(4)海の王者たちの奥津城 -因幡・伯耆の首長墳-
(5)白鳳寺院から大山・三徳山 -知られざる鳥取の仏教文化-
(6)鎮守の森が伝える鳥取の自然
(7)戦乱の時代が残した因幡・伯耆のたからもの
(8)揚羽蝶の光と影 -鳥取池田家の政治と文化-
(9)深山を行き、荒波を越え -とっとり歴史の道を歩く-
(10)変革と伝統 -とっとり近代産業事始め-
(11)祈り、舞い、踊る、とっとりの四季 -祭礼と芸能-
(12)ふるさと鳥取の暮らし -郷土に残る装い・食・住まい-
【資料7】関連文化財群とそのストーリー(PDF 3680KB)