10月3日、鳥取市立面影小学校で木製柱の引張試験を行いました。面影小学校は今年、創立130周年を迎えられ、記念イベント(Tシャツアート)を企画されています。このたびPTA役員様から「校庭に設置するイベント用の木製柱が、想定している引張の力に耐えられるか調べたい」との相談を頂きました。林業試験場では、学校教育に関わることでもあることから計測に協力するとこととし、校庭に木製柱を設置してもらい、実際に引っ張ってみることにしました。
当日はPTA関係者が手際よく木製柱を設置。校長先生、教頭先生、PTA関係者が見守る中、木製柱の上部を引っ張り、荷重を計りました。その結果、かなり変形しましたが、想定の2倍の荷重でも柱や接合部は壊れませんでした。
このイベントは11月の下旬に開催され、校庭一面に数百枚のTシャツが風になびくとのこと。児童の皆さんの良き思い出になりますように。私たちも楽しみにしています。
▲木製柱にワイヤーと計測機器を取り付けて、引張開始!
▲想定の2倍の力で引っ張っても壊れませんでした。