感染者が利用していた施設で、県内26例目となる新型コロナウイルス感染症のクラスター(5人以上の患者集団)が発生したことが、2021年9月2日に確認されたため、感染拡大防止クラスター対策等条例等に基づき、下記のとおり対応しています。
記
1 クラスターが発生した施設
鳥取市の自動車学校
2 クラスターと認められる施設への立入りが確認された陽性者
- 6名 (指導員3名、教習生3名)
- 陽性者の発生確認期間 8月29日:1名、8月30日:3名、8月31日:1名、9月1日:1名
3 陽性者対応
陽性者は入院等で対応。
4 陽性者の関係
陽性が判明した指導員と生徒は、指導員間は学校内で接触しているほか、指導員と個々の生徒は実技の教習時にそれぞれ同じ車両に同乗していたことを確認している。
5 クラスター対策条例に基づく対応状況
感染拡大防止クラスター対策等条例の根拠条文 |
対応状況 |
(まん延防止のための措置)
第6条第1項 県内の施設において、当該施設の設置者、所有者、管理者若しくはこれらの使用人その他の従業者又はその利用者若しくは当該施設を使用して開催される催物の参加者に係るクラスターが発生した場合には、当該施設の設置者、所有者、若しくは管理者又は当該施設を使用して催物を開催する者は、直ちに、感染症予防法第27条から第33条までの規定により実施される措置と相まって、当該施設の全部又は一部の使用を停止するとともに、積極的疫学調査の的確かつ迅速な実施に協力し、及び当該施設又は催物における新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するための適切な措置を講じなければならない。 |
- 施設管理者は、保健所の指示に基づき感染拡大防止に協力している。
→ 2021年8月30日から施設全体を使用停止しており、9月2日から専門業者による校内消毒作業を実施予定。
→ 利用者の名簿を提供するとともに、在校者で体調不安がある方などに自主的に連絡を行っている。
- 鳥取市保健所並びに県は、条例に基づき、施設管理者に調査への協力と感染拡大防止措置の実施を求めた。
→ 積極的疫学調査により、9月1日までに陽性者と接触の可能性のある163名のPCR検査を実施済。今後、9月3日に陽性者と直接の接触のない残り約300名のPCR検査を実施予定。なお、感染が予想される期間(8月26~29日)に在校していた者に対して、体調に不安がある場合は最寄りの保健所に相談するよう呼び掛けている。
→ 今後、施設の感染対策の点検調査のため、クラスター対策特命チームや鳥取県新型コロナウイルス感染症対策専門家チームの派遣を予定。
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(公表)
第7条第1項 知事は、県内の施設において、施設使用者若しくはこれらの使用人その他の従業者又はその利用者若しくは当該施設を使用して開催される催物の参加者に係るクラスターが発生した場合において、新型コロナウイルス感染症のまん延を防止するために必要があると認めるときは、発生した時期、施設又は催物の名称その他のクラスターが発生した施設又は催物を特定するために必要な事項及び当該施設又は催物におけるクラスター対策の状況を公表するものとする。ただし、施設使用者の協力によりクラスターが発生した施設又は催物の全ての従業者、利用者又は参加者に対して直ちに個別に連絡を行った場合は、この限りでない。 |
- 自らのホームページで、陽性者の情報を公表している。
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(必要な措置の勧告)
第8条第1項 知事は、第6条第1項に規定する場合において、施設使用者が正当な理由がなく直ちに同項の規定による適切な措置をとらないときは、当該施設使用者に対し、期間を定めて当該施設の全部又は一部の使用の停止その他の当該施設又は催物における新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するための措置及びクラスター対策を適切に講ずるよう勧告することができる。 |
- 施設管理者は、鳥取市保健所の指導により感染拡大防止対策を講じている。
- 今後、感染拡大防止措置が適切に講じられていないと判断される場合は、適切な措置を行うよう勧告する。
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更新日:2022年3月1日