河川環境について関係者が集まり協議する場として、平成２９年６月に、漁業協同組合、国（国土交通省）、県、専門家等で構成した「水辺の環境保全協議会」を立ち上げました。同協議会において、「鳥取県アユ不漁対策プラン」を策定しました。
アユ不漁対策プラン
近年、全国的にカワウが増加しています。食欲が旺盛でアユ等を大量に捕食することから、各地で漁業被害や糞被害などが発生し、人の営みと軋轢が生じるようになりました。鳥取県ではカワウPTを立ち上げ、専門家や関係者と協議を行い、カワウによる被害の軽減に向け対策を実施しています。
カワウ対策
鳥取県魚の豊かな川づくり基金は、地方公共団体、民間団体及び地域住民が一体となって、内水面における水産資源の増殖保護を推進することにより、県民が豊かな自然環境の中で、水や魚にふれあう親水環境の整備を促進し、本県の内水面漁業の振興並びに地域の活性化に寄与することを目的として、平成６年に設立されました。
主にふれあい事業として魚のつかみ取り、稚魚の体験放流などのイベント補助や増殖促進事業として漁協の実施する魚介類の産卵場造成、カワウ等被害防除などを補助しています。
川づくり基金の活動