県民全体が幅広くヤングケアラーに対する理解を深めるためのフォーラム及び支援者に対する研修会を開催することにより、ヤングケアラーに対する理解を深めるとともに支援体制を強化する。
鳥取県立生涯学習センター(県民ふれあい会館)5階講義室
(鳥取市扇町21番地)
第1部 フォーラム(午前10時~)
<講演>
演題:当事者・支援者の立場から見つめる、ヤングケアラーの姿
家のお手伝い、介護、今と昔~ヤングケアラー相談窓口から見えたこと~
講師:神戸 貴子(かんべ・たかこ)氏
(N.K.Cナーシングコアコーポレーション合同会社代表社員)
《プロフィール》
看護師、ケアマネージャー資格保有。自らの子育てや介護の経験から、現在の介護保険適用サービスでは、介護をする側の人に対し、サービスが行き届いていないことを実感。自らが苦労した経験を生かし、より良い介護サービスを提供したいという思いから、介護・育児をサポートする・平成26年「わたしの看護婦さん」のサービスを開始・平成30年介護保険外サービスのスペシャリスト養成機関として「遠距離介護支援協会」を設立・令和3年ヤングケアラーLINE相談窓口開設。
<トークセッション>
ヤングケアラー当事者・支援者をパネラーに迎えてトークセッションを行います。
コーディネーター:藤吉 航介(ふじよし・こうすけ)氏
第2部 支援者研修(午前11時頃~)
<講演>
演題:ヤングケアラー発生防止への提言~子どもを介護の担い手にしないために~
講師:川内 潤(かわうち・じゅん)氏
(NPO法人となりの介護 代表理事)
《プロフィール》
1990年生まれ。上智大学社会福祉学科卒。老人ホーム紹介事業、外資系コンサル会社、在
宅・施設介護職員を経て、2008年に市民団体「となりのかいご」設立。2014年に「となり
のかいご」をNPO法人化、代表理事に就任。ミッションは「家族を大切に思い一生懸命介
護するからこそ虐待してしまうプロセスを断ち切る」こと。