就学や就労などの社会参加や対人交流に不安があり、自宅を中心とした生活を送らざるをえないひきこもり状態にある方への支援は、依然として、社会全体で対応すべき重要な課題となっています。
鳥取県では、県民の皆様へのひきこもりに対する正しい理解の普及を目的に、本年度も講演会を開催することとします。
※詳しくはチラシをご参照ください。
フォーラムの内容
(開催日時)令和6年12月7日(土)13時30分~15時30分
(対象者) どなたでもご参加できます
※事前申し込みが必要です。
(定 員) 150名 ※定員になり次第受付終了となります。
※後日アーカイブ配信もあります。
(参加費) 無料
(会 場) 倉吉交流プラザ 視聴覚ホール (〒682-0816 倉吉市駄経寺町187-1)
(内 容) ○講演「ひきこもりの理解と支援について」
講師 原田 豊 氏(鳥取県精神保健福祉センター所長)
〇特別企画 ひきこもり経験者の弾き語り&ビデオ出演
申込方法・申込先
◇申込方法
(1)か(2)のいずれかの方法で申し込みください。
(1)申込フォームでの申し込み
(※現地参加または録画配信のどちらかを選択してください)
こちらをクリック→申し込みフォーム
(2)郵送かFAXでの申し込み
◇送付先
〇郵送 〒680-0805
鳥取市相生町2丁目405 とっとりひきこもり生活支援センター
電話:0857-20-0222
〇FAX 0857-30-1202(※送信票は不要)
◇申込締切 令和6年12月4日(水)
詳しくはこちらをご覧ください→チラシ
県では、ひきこもりに関する悩みをSNS(LINE)で相談できる窓口を開設しました。
ひきこもりに悩むご本人、ご家族からの相談を受け付けています。
まずLINEで友だち登録をしてみてください。
【相談受付日時】
・月曜日、水曜日、金曜日(祝日・年末年始を除く)
・午後1時~午後5時まで(最終受付:午後4時30分)
【相談について】
・相談受付用LINEアカウント『ひきこもりLINE相談(鳥取)』公式アカウントを友だち登録してください。
<QRコード>
<ID検索>486vhrwp
・相談受付日時になりましたら、画面案内に沿ってご相談ください。
ひきこもりSNS(LINE)相談チラシ(pdf:133KB)
「ひきこもり」ってどんな状態?
ひきこもりは病気の名前ではありません。
さまざまな要因により、社会的な参加の場面が狭まり、自宅以外での生活の場が長期にわたり、失われている状態です。
・ほとんど自分の部屋から出てこられない状態
・自宅では普通に生活できるが、自宅から外に出られない状態
・他者と交わらない買い物や関心のある場所なら外に出られる状態など様々で、時期によって状態が変わることがあります。
どんな関わりができる?
ひきこもりは一つのことが原因で起きるものではありません。
本人や家族のせいにしても、より不安や焦りが強くなり孤独感や孤立感が高まってしまい、問題は解決しません。
(1)本人と家族への理解が必要
一見のんびり過ごしているように見えても、心の中では「このままではいけない」と苦しみ、どう解決したらよいかわからない、将来への強い不安などを感じているかもしれません。また、家族も同じように悩みや不安を抱えているかもしれません。
(2)安心できる環境を整える
「甘えている」「怠けている」「頑張りが足りない」「もっとやる気を出して」というような叱咤激励では解決しません。多くの場合、本人は社会に出ることや人間関係を持つことに自信を失ったり、恐怖感や不安を抱いています。ゆっくりと時間をかけて休養することが必要なこともあります。少しずつできるところから、やりやすいところから、安心して人間関係を保つ経験を繰り返すことによって、徐々に自信は回復していきます。
(3)相談相手をみつける
本人も家族も一人で悩んでいると、不安が高まるばかりです。時には人に話を聞いてもらいましょう。周りにそういう人が見つからなければ、相談機関なども利用してみましょう。
(4)焦らない(焦らせない)
「早く社会に出て行きたい(行ってほしい)」と本人や家族が思うことがあるかもしれません。しかし、このような焦りが不安を高めるなど、悪循環に入ることもあります。誰でも同じように、日により調子のよいときもあれば、そうでないときもあります。焦らず、一人で考え込まずに、できるところから始めていきましょう。
チラシはこちら (pdf:896KB)
鳥取県では、ひきこもり状態にある人の社会参加を支援するため、主に以下の事業を実施しています。
鳥取県では、ひきこもりに特化した専門的な第一次相談窓口としての機能を有する「とっとりひきこもり生活支援センター」を平成21年度からNPO法人に委託して設置し、以下の取組を実施しています。
※(4)の職場体験は、県の独自事業です。
(1)ひきこもりに特化した第一次相談窓口(相談窓口の明確化)
(2)地域における関係機関とのネットワークの構築(連絡会の開催や参加など)
(3)ひきこもりに関する普及啓発(ひきこもり問題の普及啓発、地域の関係機関・事業紹介)
(4)本人の事業所等における職場体験(社会参加の推進)
目的:事業所における職場体験を実施することにより、社会参加を支援します。
機関:一人あたり原則30日間
実施方法:体験先は参加者の希望も考慮して決定します。
(例:農業、陶芸、介護、旅館、レストランなど)
※ 家族教室(家族のつどい)の実施や、とっとりひきこもり生活支援センターの設置のほか、ひきこもりに関する研修会や連絡会、精神科医による随時相談等も行っています。
詳細はこちらをクリックしてください。 ⇒ とっとりひきこもり生活支援センター
令和6年度ひきこもりサポーター養成研修会のご案内
令和6年度ひきこもりサポーター養成研修会の申し込みについてお知らせします。
令和6年8月7日(水)13時30分~15時30分
会場:鳥取市福祉文化会館3階 第1研修室(鳥取市西町2丁目311番地)
令和6年8月22日(木)13時30分~15時30分
会場:中部総合事務所 別館 会議室(倉吉市東巌城町2 中部パスポートセンター横)
令和6年8月29日(木)13時30分~15時30分
会場:西部総合事務所 1号館 第2会議室(米子市糀町1丁目160)
※事前に申し込みが必要です。
研修会の詳細や参加申込書はこちらをクリックしてください。 ⇒ (pdf:2258KB)
2.家族教室(家族のつどい)の実施 ※詳細は、各実施機関にお問い合わせください。
【機関名】 実施日・連絡先
【鳥取市保健所】
心の健康支援室
毎月 原則第3火曜日 午前10時~正午
電話 0857-22-5616
鳥取市保健所のページ(外部リンク)
【中部総合事務所県民福祉局】
地域福祉課
原則、毎月第3木曜日 午後1時30分~ 午後3時
電話 0858-23-3152
中部総合事務所県民福祉局のページ
【西部総合事務所県民福祉局】
地域福祉課
原則、毎月第3水曜日 午後1時30分~午後3時30分
電話 0859-38-2250
西部総合事務所県民福祉局のページ
鳥取県では、今後の市町村及び県におけるひきこもり対策の基礎資料とすることを目的に、県内のひきこもり状態にある方の状況を調査しました。
>>>実態調査報告書(pdf 764KB)
>>>実態調査結果(概要版)(pdf 145KB)