次の世代へ
手話パフォーマンス甲子園では、ゲストとして鳥取市立宮ノ下小学校と県立鳥取聾学校小学部の児童が「手話チャレキッズパフォーマンス」を披露。両校は、手話言語を通じて交流を進めており、大きな舞台で日頃の成果を発表します。幼いうちから手話に親しみ、きこえの違いを越えてコミュニケーションを深める経験を得ることで、共生社会の礎となる相互理解を推し進めようという取り組みです。
10年前の鳥取県手話言語条例制定をきっかけに、全国で同様の条例が作られる動きが広がっています。制定した自治体は、都道府県では実に8割近くにのぼり、多くの人が待ち望んでいたものであることを物語っています。
鳥取県は、トップランナーとして名実ともに「手話の聖地」であり続けられるよう、誰もが暮らしやすい社会をこれからも目指し続けていきます。
披露する手話歌の練習に取り組む宮ノ下小学校と鳥取聾学校の児童。初めは緊張もあったものの、次第に笑顔がこぼれる
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