夜間や休日に開いている救急医療機関は、緊急な処置が必要な重症患者の受け入れを目的としています。また、令和6年4月から医師の時間外労働を規制する「医師の働き方改革」がスタートします。緊急性の低い軽症にも関わらず、「日中は仕事がある」「日中医療機関に行くと長く待たされる」等により受診されると、医師に過重な負担をかけるとともに、真に救急医療が必要な患者さんへの対応に支障をきたすおそれがあります。
(1)こどもの受診に悩んだら
夜間や休日にお子様の急な体調の変化がみられた時は、「小児救急ハンドブック」や、「とっとり子ども救急ダイヤル(#8000)」を活用し、救急外来の受診について確認しましょう。また、普段から、お子様の体調面で気になることがあれば、かかりつけの小児科医へ相談しておきましょう。
●小児救急ハンドブックを事前に確認しておくことで、救急時の対応判断の目安となります。
詳しくはこちら⇒ https://www.pref.tottori.lg.jp/101810.htm(鳥取県医療政策課ホームページ)
●とっとり子ども救急ダイヤル(#8000)の活用で、病気について緊急性の有無の助言や、応急手当方法等のアドバイスを受けることができます。
詳しくはこちら⇒ https://www.pref.tottori.lg.jp/317030.htm(鳥取県医療政策課ホームページ)
(2)おとなの受診に悩んだら
急な病気やケガをした時、救急車を呼ぶか、医療機関を受診すべきか迷った際には、「とっとりおとな救急ダイヤル(#7119)」を活用し、救急医療の受診について確認しましょう。
令和6年4月から県内全市町村で実施される小児医療費の完全無償化においては、小児科クリニックの負担増を懸念する声が聞かれており、また、救急搬送においては、令和5年の救急搬送人員が県内全域で過去最多を更新するなど、救急医療がひっ迫している状況です。鳥取県では「医療機関の適正受診啓発テレビCM」を制作し、令和6年4月より民放テレビ局等のCMで放映されます。
●テレビCMの視聴方法
鳥取県公式YouTubeアカウント「動画ちゃんねる」より、ご覧ください。
詳しくはこちら⇒ https://youtu.be/gENimjJTnxA
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