9月25日(水)、鳥取市立修立小学校の5年生42名が林業試験場に訪れました。
社会科の授業の一環として、森林の役割を学習するために来場されたものです。
林業試験場の研究員が「森林の役割」と「木材の加工」について説明しました。
森林の役割では、森林は二酸化炭素を吸収したり、土砂災害を防いだり、木やキノコの生産の場など、たくさん大切な役割を持っていることを説明しました。
また、色々な木の葉っぱやトチの実に触れていただきました。
ムクロジの実は洗剤として利用できることや、タラヨウの葉はひっかくと字が書けることを体験してもらいました。
木材の加工では、丸太をチェーンソーで切り、その後、製材機とカンナ盤を使用してサイコロを作るまでを見てもらいました。
製材したばかりの板は水分をたくさん含んでいて、触るとひんやりしていました。
大きな丸太から段々と小さな可愛いサイコロが出来ることに驚いていました。
今回の社会科見学で、小学生からは「森林を生やしっぱなしにすると、良くないことが分かった。」「タラヨウの葉に感謝のメッセージを書いて、お母さんに葉書を喜んでもらえた。」という感想があり、
森林の大切さや木の素晴らしさを身近に感じられたと思います。
>>>森林の役割を学習
>>>木の実、葉っぱに触れる
>>>製材したての板はひんやりしている
>>>丸太から可愛いサイコロができるまでを実演