10月22日(火)、倉吉市立明倫小学校の5、6年生30名が林業試験場に訪れました。明倫小学校では5年生から森林の働きについて学習しており、今回は鳥取県内の森林の様子や活用方法について学ぶために来場されたものです。
林業試験場の研究員が「森林の役割」と「木材の加工」について説明しました。
森林は二酸化炭素を吸収したり、雨水を貯える等の大切な役割を持っていることを説明しました。
森林はスポンジのように水を貯えることができ、少しずつ川に流しています。
木材の加工では、製材機とカンナ盤を使用して大きな丸太から小さなサイコロを作るところを見学してもらいました。
木を使うときは乾燥させて使うことが大切であることを説明しました。木はたくさんの水分を含んでおり、そのまま使うとカビや反りなどを生じます。
そして、木製工作キット「キリヅマ君」の製作を通して木に触れてもらいました。キリヅマ君は当試験場が木片で作った「三角屋根のおうち型ストラップ」です。
サンドペーパーで磨いたり、色を塗ったり…、それぞれ思い思いのキリヅマ君ができました。
今回の社会科見学で、小学生からは「森林の働きがよく分かった。森林ボランティアに参加してみたい。」「色々な木の実があり、ムクロジの実は洗剤に利用できることが分かり驚いた。」という感想が聞かれました。
森林の大切さや木に触れることの楽しさを感じていただけたと思います。
>>>森林の働きを学習しました
>>>色々な木の実がありました。
>>>製材を見学し木の利用を学びました。
>>>思い思いのキリヅマ君を作りました