9月28日(土)、(一社)鳥取県木造住宅推進協議会西部支部が米子産業体育館サブアリーナにおいて「2024木の住まいフェア」を開催されました。
フェアは木の住まいに関する情報や展示のほか、木製本箱づくりやコースターづくり等の木工教室もあり、多くの人で賑わいました。
今回は、耐力壁について学ぶコーナーが設けられ、そこで木材利用研究室の森田主任研究員が耐力壁について説明しました。
耐力壁は地震力や風力などの横方向から受ける力に耐える壁のことを言います。
鳥取県林業試験場では「県産スギ厚板にダボ(ヒノキ木片)をはめ込んだ耐力壁」を開発し、平成29年4月、壁倍率2.2倍の国土交通大臣認定を受けています。
スギ厚板とヒノキダボの組み合わせにより、非常に粘り強く地震の力に耐え、壁の損傷が少ないのが特徴です。(「スギ厚板耐力壁」とは (pdf:231KB)
ミニチュアモデルの耐力壁を使用しながら、その構造と特徴を分かりやすく説明したところ、リフォームを検討されているお客さんが、耐力壁の施工について工務店に相談する場面も見られました。
林業試験場では、開発した耐力壁を今後も広くPRしていきます。
>>>2024木の住まいフェア
>>>耐力壁を説明