主に敗血症や豚丹毒など、細菌による伝染病などを疑った場合に実施します。血液や臓器から細菌を検出し、食用に適するかどうかを判断します。
主に尿毒症や黄疸を疑った場合に行います。血液を材料にしてBUNやビリルビンの濃度を測定し、食用に適するかどうかを判断します。
また、生前投与された動物用医薬品の残留や中毒を疑った場合には、筋肉や臓器を材料として検査を行います。
主に、白血病(牛では牛伝染性リンパ腫)や腫瘍などを疑った場合の判定を行うために実施しています。該当部位を組織切片にし、各種染色後、顕微鏡で観察して食用に適するかどうかを判断します。