果樹コースでは、日本有数の産地であるナシを主体とし、カキ、ブドウ、リンゴ、モモ、ウメ、オウトウ、ブルーベリーを栽培しています。
<主な取り組み>
・県内で生産が盛んな品種(ナシ「二十世紀」、ブドウ「ピオーネ」等)に加え、新品種(ナシ「新甘泉」、カキ「輝太郎」、ブドウ「シャインマスカット」等)や新技術(ジョイント栽培等)を積極的に導入し、果樹の栽培技術全般を学習する
・収穫物の調整作業、販売実習を通して果樹経営のノウハウを学習する
・ロボット草刈り機、電動せん定鋏、キャビン付スピードスプレーヤといった最先端の機械を導入し、省力的な農業の実践について学習する
ジョイント栽培(写真は人工授粉の作業中):主枝を一直線上に連結する整枝方法で、作業動線が単純なため、初心者も作業がしやすい。
ロボット草刈り機:指定された範囲で最大50aの草を自動で刈り取ることが可能。
キャビン付スピードスプレーヤ:キャビンがついていることで、運転手への農薬の飛散を防止し、安全性も確保される。
調整作業:基本的には全ての収穫物を校内で調整し、近隣の道の駅やJA直売所へ出荷している。