鳥取県支え愛交通安全条例は、障がい者、高齢者及び子ども並びに自転車利用者の交通安全の確保に関し、配慮し、又は遵守すべき事項を定めるとともに、交通安全教育に係る県や学校等の責務などを明らかにすることにより、交通安全の確保に向けた取組を進める気運の醸成を図り、交通事故のない鳥取県の実現を目指すことを目的としています。
自転車利用者は、自転車損害賠償保険等に加入し、乗車用ヘルメットを着用するようにしましょう。
鳥取県支え愛交通安全条例(本文)(pdf.158KB)
第16条第1項で「自転車利用者は、乗車用ヘルメットをかぶるなど、自転車を利用する際の安全対策に努めるものとする。」と規定しています。
自転車利用中の交通事故事例を基にした調査研究によりますと、自転車利用中の致命傷として、頭部損傷の割合が高いことがあげられています。
万一の交通事故に備え、自転車利用時は頭部損傷を軽減する効果のある乗車用ヘルメットをかぶるようにしましょう。また、子どもの保護者は、子どもが自転車を利用するときはヘルメットをかぶらせるようにしましょう。
第15条で「自転車利用者は、自転車の利用に係る交通事故により生じた損害を賠償するための保険又は共済に加入するよう努めるものとする。」と規定しています。
自転車は、気軽に利用できる乗り物として、子どもから高齢者まで利用されていますが、道路交通法では「車両のなかま」として「軽車両」に分類されています。
自転車で事故を起こし、その相手方や第三者に損害を与えた場合には、その被害の大きさによって高額の損害賠償金を支払わなければならない場合があります。この賠償責任は、未成年者であっても責任を免れることはできません。
このため、自転車損害賠償責任保険等に加入し、万が一の事態に備えることが大切です。自転車事故による損害を賠償するための備えとしては、次のようなものがあります。既に加入している保険等で対応できる場合がありますので、補償内容を今一度確認してみましょう。
<日常生活での賠償責任保険等>
自転車保険の種類 |
保険の概要
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個人賠償責任保険 |
自転車向け保険 |
自転車事故に備えた保険
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自動車保険の特約 |
自動車保険の特約で付帯した保険
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火災保険の特約 |
火災保険の特約で付帯した保険 |
傷害保険の特約 |
傷害保険の特約で付帯した保険 |
共済 |
全労済、その他共済など |
団体保険 |
企業の団体保険 |
団体の構成員向けの保険 |
PTAの保険 |
PTAや学校が窓口の保険 |
TSマーク付帯保険 |
自転車安全整備士が点検整備した
自転車に付帯した保険 |