本日から向山6号墳(倉吉市巌城)の3次元測量を始めました。今後、馬ノ山4号墳、北山古墳(ともに湯梨浜町)の順に測量していきます。古墳を測量するためには地表面が見えていないといけないのですが、古墳の多くは樹木や雑草に覆われています。そのため測量前に雑草や雑木の刈り取りを行います(写真1)。
写真2で使用しているのは、3次元測量を行う機械です。測量の際は三脚の上の部分が測量対象にレーザーを照射しながら左右に動きます。後ろに見える白黒に塗り分けられたターゲットを測量範囲に設置します。
写真3は、3次元測量作業の様子です。古墳全体にレーザーが当たらないので機械を移動させながら測量を進めていきます。最終的には計測データを合成しますので、左側の機械でターゲットに座標を与える作業も同時に行います。
(写真1)向山6号墳での除草作業の様子
(写真2)向山6号墳での3次元測量の様子(その1)
(写真3)向山6号墳での3次元測量の様子(その2)
県史編さん室