公文書館は歴史資料として重要な県の公文書、その他の記録などを保存し、またその調査研究を行い、さらにこれらの歴史資料を広く県民の利用に供するとともに、県政に関する情報を提供し、文化の向上と開かれた県政を推進することを目的として、平成2年に設立されました。
館全景
閲覧室
行政刊行物コーナー
展示
構造 地上2階、地下2階
床面積 1,727.84平方メートル
書架延長 7.1キロメートル
<沿革>
昭和55年12月 文書館設置調査会設置
昭和63年 7月 着工
平成 2年 3月 竣工、鳥取県立公文書館の設置及び管理に関する条例公布
平成 2年 10月 開館
平成 20年 4月 県史編さん室編入
令和 2年 3月 新鳥取県史編さん事業終了
国立公文書館アーカイブズ第78号「開館30周年を迎えた鳥取県立公文書館の取組」
特定歴史公文書等の収集・整理・保存、利用提供
歴史資料として重要な公文書のうち本来業務のための利用が終了し保存期間が満了したものや、法人及び個人から寄贈又は寄託された歴史資料(鳥取県公文書等の管理に関する条例第2条第4号に規定する特定歴史公文書等)は、県民共有の財産として当館で閲覧(視聴)・撮影・複写していだだけます。
行政・統計刊行物の収集・整理・保存、利用提供
鳥取県や市町村・国等が発行した行政・統計刊行物や関係する書籍等を収集・整理・保存するとともに、利用に供しています。
普及啓発
常設展示や企画展示、各種講座などにより、公文書館の役割に対する県民の理解を深め、利用しやすくしています。
市町村への協力
市町村公文書等の適切な保存に向けた協力を行うとともに、「県市町村歴史公文書等保存活用共同会議」を開催して市町村職員への支援に努めます。
ふるさと鳥取歴史情報活用推進事業
新鳥取県史編さん事業の成果や収集した歴史資料を有効に活用し、ふるさと教育や市町村事業の支援、収集資料の公開や成果物の刊行をはじめ、県の施策や魅力ある地域づくりに活用できる調査・研究を行っています。
管理状況の公表
毎年度、公文書等の管理状況について、鳥取県立公文書館報として発行しています。