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新鳥取県史編さん事業 の目的

 「新鳥取県史編さん事業」は、鳥取県が歩んできた歴史を明らかにし、郷土に対する県民の理解と愛着を深めるとともに、貴重な歴史的資料を県民共有の財産として後世に伝え、さらには、歴史に関わる人材を育成することにより、地域文化に活力を与えることを目的に、平成18年度から令和元年度まで実施しました。

事業実施の経過

 昭和38~56年度に実施された「鳥取県史編纂事業」の終了から20年以上が経過し、その後の新たな発見や研究の進展、また『鳥取県史』に十分とりあげられていない事項を扱う新しい県史編さんの必要性が高まってきました。このような背景から「新鳥取県史編さん事業」が平成18年度にスタートし、県史編さん室を中心に令和2年3月まで14年間実施しました。

(沿革)

昭和38(1963)年~昭和56(1981)年

「鳥取県史編纂事業」実施。『鳥取県史』全18巻の刊行。

平成18(2006)年4月

総務部総務課に県史編さん室設置。「新鳥取県史編さん事業」スタート。

平成20(2008)年4月

県史編さん室が県立公文書館へ移管。

令和2(2020)年3月

「新鳥取県史編さん事業」終了。

主な取り組み

 「新鳥取県史編さん事業」では、『鳥取県史』刊行以後の発見や研究の発展のあった鳥取の歴史・民俗に関する事項、また『鳥取県史』で十分に取り上げられていない事項を調査研究し、『新鳥取県史資料編』(全22巻)として刊行しました。

 また、その編さんの過程で得られた成果を、テーマごとの小冊子「鳥取県史ブックレット」(令和元年度までに計21冊刊行)や講演会、出前講座、県史だより等を通じて県民の皆さんに分かりやすく提供しました。

編さん委員会・部会の組織

鳥取県新鳥取県史編さん委員組織図

《鳥取県新鳥取県史編さん委員会》

業務

新鳥取県史編さん事業の基本方針及び新鳥取県史の刊行計画等に関する事項について検討し、提言する(令和元年度末まで設置)。

《部会》

目的

専門的見地に立って、編さん内容を審議するため委員会の中に専門部会を設置する。

業務

新鳥取県史の収録内容・収録方法、資料調査及び執筆計画に関する事項を審議する。

委員

考古、古代中世、近世、近代、現代、民俗の6部会とし、各部会6名程度を委員長が指名する。

※委員名簿については、以下のリンク先をご覧ください。

  

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