県内には9月下旬から渡り鳥が飛来してきています。世界での発生状況を見ると、昨シーズンと同じく、環境中のインフルエンザウイルス濃度が高く、いつ発生してもおかしくない状況と言われています。鳥取県内の農場で発生させないよう、環境中にウイルスが常に存在すると思って、引き続き飼養衛生管理基準の遵守をよろしくお願いします。
飼養衛生管理者の皆様におかれましては、特に高病原性鳥インフルエンザの最新情報の把握に努めること(
飼養衛生管理基準の1(ローマ数字)-2)となっていますので、定期的に農林水産省ホームページ等で情報の確認をしてください。
注意喚起のリーフレットを目につくところに貼ったり、関係者の皆様と共有してください。
鶏肉・鶏卵は、「安全」です。
これまで、鶏肉や鶏卵を食べることによって、鳥インフルエンザウイルスがヒトに感染した例は、世界的に報告はありません。海外でヒトが感染した例は、感染した鳥と密接に接触したヒトがごくまれに呼吸器を通じてウイルスが細胞に入り込んで感染したものと考えられています。
鶏肉・鶏卵の安全性に関する食品安全委員会の考え方(食品安全委員会ホームページ)
国内家きんでの高病原性鳥インフルエンザ発生が認められた場合には、必要に応じて情報共有、体制確認のために庁内連絡会議を開催しています。>>>開催状況