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大韓民国・国旗 大韓民国 江原道

 鳥取県と江原道は、1994年に「日本国鳥取県と大韓民国江原道の友好提携に関する協定書」に署名し、友好提携を締結しました。これまで、両県道の交流を通じて相互理解・発展が図られるよう青少年、文化、芸術、スポーツ、経済、観光、環境等の幅広い分野で交流を行ってきました。
 また、2001年には米子空港-仁川空港間を結ぶ国際定期便(米子-ソウル便)が、2009年には境港-東海港-ウラジオストク港を結ぶ国際定期貨客船が就航したことで、両県道間の往来は飛躍的に便利になり、地域間の交流は更に活発になものとなっています。
 現在では、地域住民レベルでの交流や両県道を含めた多地域間での交流の取組みが盛んに行われています。

  
  

■鳥取県と江原道の交流年表(主なもの)

年月 内容
1993(平成5)年 ○鳥取県と江原道が「農林水産業に関する交流覚書」を締結
1994(平成6)年 ○鳥取県と江原道が「友好提携に関する協定書」を締結
1995(平成7)年 ○鳥取県教育委員会と江原道教育庁が「姉妹結縁協定書」を締結
1996(平成8)年 ○鳥取県と江原道が「交流協力関係発展に関する協定書」を締結
1997(平成9)年 ○江原道が「山陰・夢みなと博覧会(場所:境港市)」に江原道館を出展
1999(平成11)年 ○鳥取県が「江原道国際観光博覧会」に鳥取県PRブースを出展
○鳥取県・江原道友好交流5周年記念事業を開催
2001(平成13)年 ○国際定期便・アシアナ航空米子-ソウル便が就航
○鳥取県・江原道友好交流7周年記念事業を開催
2002(平成14)年 ○江原道襄陽(ヤンヤン)国際空港が開港。「鳥取県・江原道友好の翼(チャーター便)」により相互訪問を実施
○江原道等の団体が「第17回国民文化祭・とっとり2002-夢フェスタとっとり-」に出演
2003(平成15)年 ○鳥取県に「日韓友好交流公園-風の丘-」がオープン
2004(平成16)年 ○鳥取県・江原道友好交流10周年記念事業を開催
2005(平成17)年 ○鳥取県と江原道が行政交流を中断(※多地域間交流・民間交流は継続)
2007(平成19)年 ○江原道が鳥取県との行政交流の再開を宣言
2008(平成20)年 ○鳥取県が「大関嶺(テグァンリョン)雪花祭(場所:江原道平昌郡)」に参加
○鳥取県が江原道の「2018平昌冬季オリンピック」誘致への支持を表明
2009(平成21)年 ○環日本海定期貨客船・DBSクルーズフェリーが就航(境港-東海港-ウラジオストク港)
○鳥取県・吉林省・江原道友好交流15周年記念事業を開催
2010(平成22)年 ○鳥取県議会と江原道議会が「友好交流に関する合意書」を締結
○鳥取県立博物館と国立春川博物館が「友好交流及び協力に関する協定」を締結
2014(平成26)年 ○鳥取県・江原道友好交流20年記念事業を開催
○鳥取県・江原道友好交流20周年記念チャーター便が就航(米子空港-仁川空港)
○鳥取県と江原道が「あいサポート運動の推進に関する協定書」を締結
2016(平成28)年 ○国際定期便・米子-ソウル便がアシアナ航空からエアソウルへ運航が移管
2018(平成30)年 ○江原道で「2018平昌冬季オリンピック・パラリンピック」が開催(鳥取県から知事、文化公演団等が参加)
○平昌オリンピック記念チャーター便が就航(鳥取砂丘コナン空港-襄陽国際空港)
2019(令和1)年 ○鳥取県・江原道友好交流25周年記念事業を開催
2022(令和4)年 ○崔文洵江原道知事に名誉県民の称号を贈呈
○平井知事と金鎭台知事のオンライン会談 
2023(令和5)年
○鳥取県と江原道が江原道の特別自治道昇格に伴う新たな「友好提携に関する協定」を締結

■鳥取県と江原道の交流状況(主なもの)

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■江原特別自治道との新たな協定締結

 江原道が2023年6月11日に特別自治道に昇格したことに伴い、平井知事が江原道を訪問し、金鎭台知事と特別自治道昇格に伴う新たな両県道友好提携協定を締結しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

【2019年9月~、両県道で友好交流25周年記念行事を開催】

 両県道知事を団長とする代表団が相互訪問し、友好交流25周年記念行事を開催しました。

 知事会談ではこれまでの交流を振り返り、地域間の交流が重要であることを再確認するとともに、両県道の友好交流関係を今後も維持・発展させていくことを約束しました。

 

■江原道で開催された記念行事の様子

 9月、平井知事を団長とする鳥取県代表団が江原道を訪問し、江原道・崔文洵知事と会談を行いました。会談では、崔文洵知事が平昌冬季オリンピックでの県の協力に感謝の意を述べるとともに、今後も両地域の交流継続を呼びかけました。平井知事もこれに応じ、両県道の友好の発展に向け力を合わせていく決意を新たにしました。

■鳥取県で開催された記念行事の様子

 11月、江原道・崔文洵知事を代表とする江原道代表団をお迎えしました。知事会談の他、公邸でのお茶会や八頭町の登録有形文化財「太田邸」を訪問するなど、終始和やかな雰囲気で進みました。

■両地域で開催された大学生交流の様子

 両地域の大学生が相互訪問し、グループワークや歴史的観光名所の視察、文化体験等を通じ、交流を深めました。

■東京アンテナショップで開催された江原道物産展の様子

 交流25周年記念事業の一環として、江原道が東京の鳥取県アンテナショップで江原道物産展を開催し、江原道の名産品を販売した他、両地域の食材を使ったコラボ料理の試食会を実施しました。

江原道で開催された「平昌冬季オリンピック」

「平昌冬季オリンピック記念チャーター便」の出発式

鳥取県・平井知事と江原道・崔文洵知事による会談

鳥取県・平井知事による文化行事でのプレゼンテーション

文化公演団「桜道里(オードリー)」による文化行事での傘踊り公演披露

観光・物産PRブースでの広報イベント開催

【2018年2月~、江原道で「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピック」の開催】

 江原道で「平昌冬季オリンピック(2月9日から2月25日まで)」、「平昌冬季パラリンピック(3月9日から3月18日まで)」が開催されました。
 オリンピックでは、江原道・崔文洵知事からの招待により平井知事が江原道を訪問し、開会式等に出席しました。また、オリンピックに合わせ鳥取砂丘コナン空港-襄陽(ヤンヤン)国際空港間を運航した記念チャーター便には、当県の文化公演団「桜道里(オードリー)」並びに若桜町※の「若桜ふるさと国際交流の会」が搭乗し、江原道を訪問しました。(※若桜町と平昌郡は2010年に友好交流協定を締結。)

■両知事が更なる交流発展を確認

 開会式の直前に開催された歓迎夕食会では、崔文洵知事の呼びかけにより平井知事が登壇し、各国から集まった出席者に向けて両県道の絆の深さをPRしました。
 また、翌日の二者会談では、平井知事からオリンピック開催に対する御祝いが、崔文洵知事からは感謝が伝えられました。両知事は今後の更なる交流発展について確認しました。

■文化行事での傘踊り公演披露

 両大会の期間中、江原道の主催による文化行事も開催されました。
 オリンピックの文化行事では、平井知事が世界中から集まった観戦客に当県の魅力をPRするとともに、文化公演団「桜道里(オードリー)」が傘踊り公演を披露しました。
 また、パラリンピックの文化行事では、文化公演団「鳥取県民踊指導者連盟」が傘踊り公演を披露し、行事を盛り上げました。

■観光・物産PRブースでの広報イベント開催

 両大会の期間中、当県の観光・物産PRイベントを開催し、世界中から集まったお客様に鳥取県の観光地・食・文化の魅力をPRしました。


鳥取県で開催した友好交流20周年記念行事の様子1

鳥取県で開催した友好交流20周年記念行事の様子2

江原道で開催した友好交流20周年記念行事の様子1

江原道で開催した友好交流20周年記念行事の様子2

【2014年10月、両県道で友好交流20周年記念行事を開催】

 両県道知事を団長とする代表団が相互訪問し、両県道において友好交流20周年記念行事を開催しました。
 これまで積み重ねてきた交流の歴史を振り返り、両県道の絆を確認するとともに、今後も交流を通じて相互理解・相互発展を更に促進していく決意を新たにしました。

■鳥取県で開催した記念行事の様子

 江原道・崔文洵知事を団長とする江原道代表団をお迎えし、記念式典(両県道知事の対談、大学生の発表、文化公演団による公演披露など)を開催しました。
 また、全国障がい者芸術・文化祭「あいサポートコンサート」において、江原障がい者芸術団による公演披露が行われるとともに、両県道知事が「『あいサポート運動』の推進に関する協定書」に調印しました。両県道が協力して同運動を推進していくこと約束がされました。

■江原道で開催した記念行事の様子

 平井知事を団長とする鳥取県代表団(交流団体代表、淀江さんこ節保存会など)が江原道を訪問しました。記念式典(「鳥取県名誉知事」の委嘱式、文化公演団による公演披露など)、江原道議会での平井知事・野田県議会議長による演説、「ポストカプセル2014」の開封式などを行われました。


環日本海定期貨客船の就航式典の様子

【2009年6月、環日本海定期貨客船が就航】

 友好交流開始以来の悲願であった両県道(境港-東海港)を直接結ぶ定期貨客船が就航しました。
 2009年6月30日、定期貨客船が境港に初入港し、江原道・金振兟知事(当時)を団長とする江原道友好訪問団の出席のもと、就航記念式典を開催しました。


鳥取県・平井知事と江原道・金振兟知事(当時)による固い握手

【2007年11月、江原道が鳥取県との行政交流の再開を宣言】

 2005年3月から鳥取県と江原道の行政交流は中断していましたが、2007年11月に江原道が交流再開を宣言し、行政交流が再開することになりました。
 この再開宣言を受け、2007年12月、平井知事が鳥取県知事に就任後、初めて江原道を訪問し、金振兟知事(当時)と固い握手を交わしました。


鳥取県で開催した友好交流10周年記念行事の様子1

鳥取県で開催した友好交流10周年記念行事の様子2

江原道で開催した友好交流10周年記念行事の様子1

江原道で開催した友好交流10周年記念行事の様子2

【2004年5月、両県道で友好交流10周年記念行事を開催】

 両県道知事を団長とする代表団が相互訪問し、両県道において友好交流10周年記念行事を開催しました。
 それまでの10年間に積み重ねてきた交流の成果を基礎として、環境、観光、文化、芸術などさまざまな分野の交流を一層推進していくことを確認しました。

■鳥取県で開催した記念行事の様子

 江原道・金振兟知事を団長とする江原道代表団をお迎えしました。記念式典(両県道知事によるパネルディスカッション、児童による合唱、獅子舞公演など)、鳥取県議会での金振兟知事による演説(鳥取県議会での外国人による演説は57年ぶり)などを行いました。

■江原道で開催した記念行事の様子

 片山知事(当時)を団長とする鳥取県代表団が江原道を訪問しました。記念式典(文化公演団による公演披露、鳥取県代表団による唱歌「ふるさと」の合唱)、「ポストカプセル2014※」の埋設式、江原道議会での片山知事による演説、江原大学校での片山知事による特別講演などを行われました。
※「ポストカプセル2014」:両県道の小中高校生が10年後の自分や家族、友人などに向けて書いたメッセージ約1,000通をカプセルに収めた。


国際定期便・米子-ソウル便の就航記念式典の様子

【2001年4月、国際定期便・米子-ソウル便が就航】

 米子空港と韓国・仁川空港を結ぶ山陰で唯一の国際定期路線として、2001年4月2日に就航しました。
 米子-ソウル便の就航により、両県道の往来が飛躍的に便利になるとともに、東アジアのハブ空港として機能する仁川空港を経由することで、鳥取県と世界がつながりました。


鳥取県と江原道による「友好提携に関する協定書」署名式の様子

【1994年11月、鳥取県と江原道が「友好提携に関する協定書」に署名】

 鳥取県と江原道は、1994年11月に「日本国鳥取県と大韓民国江原道の友好提携に関する協定書」に署名し、友好提携を締結しました。(※写真は、左が鳥取県・西尾知事(当時)、右が江原道・李相龍知事(当時))

  

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