県指定無形文化財「手漉和紙」保持者 長谷川憲人氏
鳥取県では、郷土の誇るべき伝統工芸のうち、鳥取県にとって特に重要なものを県指定無形文化財とし、その高度な技術を有する個人や団体を県指定無形文化財の保持者または保持団体として認定しており、これまでに木工芸や絣、紙すき等の分野で顕彰を行っています。
鳥取県の誇るべき伝統工芸の技術を将来へ伝承していくため、無形文化財の保持者認定にむけて、取り組んでいます。さらに、保持者、保持団体による子どもたちへの体験授業「ふるさと未来創造工房」を実施し、ものづくりの技術を子どもたちが体験することにより、技術を伝えることの楽しさ、難しさを体験してもらおうとしています。
鳥取県の文化財指定の状況は、令和6年5月1日現在、国指定重要無形文化財(陶芸)保持者(通称人間国宝)1名、県指定無形文化財は11件(保持団体3、保持者10名)が認定されています。