2月13日(土)、 ガールスカウト日本連盟 鳥取県第一団のみなさんと、「みらいちゃん」が鳥取砂丘に足を運ばれました。
日本のガールスカウトは今年90周年を迎えたとのこと。それを記念してマスコットキャラクターの「こころちゃん」と「みらいちゃん」が日本各地を旅しているようです。
鳥取砂丘には「みらいちゃん」がやって来てくれました。
記念旅行にはふさわしい晴天に恵まれ、きっと鳥取砂丘を満喫していただけたことでしょう。
「みらいちゃん」の旅は島根→山口→広島→岡山→四国へとまだまだ続きます。
楽しい旅となりますように☆
馬の背頂上にて記念撮影
またぜひ遊びにきてくださいね♪
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/02/15
みなさん、「茂み砂丘」という言葉をご存じですか??
「茂み砂丘」とは何でしょう??
茂み砂丘とは、ずばりこちら↓↓
これは馬の背頂上から西側を向いて撮影したもの
斜面の向こうにはアフリカのサバンナを思わせるような草のはえている小山が存在します。
「草が茂っている砂丘」→「茂み砂丘」というわけです。
では、どのようにこの茂み砂丘が形成されるのでしょうか??
鳥取砂丘には、ケカモノハシ、コウボウムギ、ハマゴウなどなどたくさんの砂丘植物が暮らしています。
日本海に面し、強風の吹き荒れる鳥取砂丘。
植物が生えていない場所の砂はどんどん吹き飛ばされ、削り取られていきます。が、植物が生えている場所の砂はぎゅっと植物の根に捕まえられ、飛ばされることはありません。動かない砂の上では草は次から次へと仲間を増やし、どんどんと草が茂っていくというわけです。
そんな茂み砂丘がおもしろいんです!!
写真中央に写る茂み砂丘、あなたの目にはどのように映っていますか??
もっと近付いてみてみましょう。
横から見ると「山」という文字??はたまた「ネコ?ウサギ??」
木にさわりつくコアラにも見えてきたり・・・。
馬の背でなにげなく見る景色ですが、私はこの形がどのように変化するのかとても興味があります。
1ヵ月後にはネコがイヌに!?なんてこともあるかもしれません。
鳥取砂丘においでになった時には、どんな形になっているかぜひ楽しみのひとつにしてください♪
(石橋レンジャー)
砂丘事務所 2010/02/10
昨日、砂丘探索中のお客様が、下の写真の砂模様を見られ「これ何ですか?」「どうして出来たのですか?」との質問を受けましたので、皆様にもお知らせいたします。
この模様が出来た仕組みは
風による砂の移動で砂が堆積しますが、風の強弱によって砂粒の大きいもの、粒が大小入り混じったものが交互に堆積します。
その後、雨水の影響により小さい砂粒を含む部分が硬く固まります。
こうして複数の層が形成されますが、その後の強風(10m/s以上)により砂が少しづつ剥がれて写真の様な状態になります。
特に、この写真の様な光景は堆積した時と同じ向きの強風が吹くことによって出来たものです。
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/02/08
山陰海岸ジオパークを学習し、作品としてまとめあげた
国府東小6年 中林彩夏ちゃんが砂丘事務所を
訪れて下さいました。
作品は、山陰海岸の地図にジオポイントを写真入りで解説したものです。
学習の苦労話を聞かせて頂きました。
学習内容は優秀と認められて「日本国際地図学会長賞」を受賞されました。
鳥取砂丘パークサービスセンターに作品を展示していますので、皆様ぜひ観に来て下さい。
NHKの取材も受けられました、下は取材風景です。
放映予定は、3月の見込みです。
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/02/07
昨日2月4日は暦の上では「立春」、春のはじまりです。
が、ここ数日の鳥取砂丘と言えば、真冬にあともどり。連日雪の降る天気が続いています。
春の気配を感じるにはもう少し時間がかかりそうな・・・
そんなうっすらと雪をかぶった今日の鳥取砂丘の風景です。
まずは、砂丘から眺める日本海。
今日の鳥取県内には波浪注意報が発表されていました。
この白波、到底春の気配は感じられません。
なみなみと水を蓄えているオアシスのそばでは
雪をかぶりながらも寒さに耐えるハマニガナ。
もうあと3ヵ月ほどの辛抱、春には鮮やかな黄色の花を咲かせてくれるはずです。
そして、砂丘入口階段から東側へ少し歩いた林の中では
水仙が花を咲かせていました。
他の植物が寒さに耐えながら、じっと春を待っている中でのこの姿。一段と目を引きます。
今日の鳥取砂丘ではこんな「立春も過ぎたのに・・・」という景色が広がっていました。
「マフラーと手袋はいつになったらはずせるのかなぁ・・・」と寒さには強いわたしでもついつい考えてしまうのでありました。(笑)
(谷村レンジャー)
砂丘事務所 2010/02/05