活動日誌

  
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2014年3月27日

平成25年度新鳥取県史巡回講座「鳥取県の妖怪」を開催

 平成26年3月21日(金)、境港市しおさい会館にて、平成25年度新鳥取県史巡回講座「鳥取県の妖怪」(境港市・ほうき民話の会共催)を開催しました。今回は、鳥取県史ブックレット第13巻『鳥取県の妖怪-お化けの視点再考-』の著者である小林光一郎氏(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員)を講師にお招きし、ほうき民話の会から龍田美智子さん、内田美恵さんに語り部として参加いただきました。
 当日は、約30名のご参加をいただきました。「語りと解説のコラボが良かった」、「お話が面白く、子どもの頃にに戻った気になった」「楽しい解説で勉強になった」など感想をいただき、参加者の皆様には楽しく学んでいただけたようです。
 講師の皆様、参加者の皆様、開催に御協力いただいた境港市商工観光課、教育委員会生涯学習課の皆様ありがとうございました。

挨拶する館長の写真
(写真1)足田館長の挨拶

講演の様子
(写真2)講演する小林光一郎氏

語り部の写真
(写真3)「藤内狐」について語る龍田美智子さん

語り部の様子
(写真4)「米子の河童」について語る内田美恵さん

講演会の様子
(写真5)講演会の様子

県史編さん室

公文書館 2014/03/27 in 県史編さん室,講座などのイベント

2014年3月3日

米子市教育委員会所蔵石器の調査を実施

 平成26年2月25日(火)から28日(金)、米子市埋蔵文化財センター及び上淀白鳳の丘展示館において資料調査を行いました。
 米子市埋蔵文化財センターでは、吉谷亀尾ノ上遺跡(よしたにかめおのうえいせき)出土の槍先形尖頭器と奈喜良遺跡(なぎらいせき)の有舌尖頭器の実測を行いました。いずれも約1万2千年前の縄文時代草創期のもので、槍の先端に装着された狩猟具です。
上淀白鳳の丘展示館では鮒ヶ口遺跡(ふながくちいせき)出土の石匙と晩田遺跡(ばんだいせき)の石鍬、石斧の実測を行いました。
 鮒ヶ口遺跡は縄文時代前期(約6千年前)の遺跡で、石匙は匙と名前が付いていますがスプーンとして使われたものではなくものを切ったり削ったりした道具と考えられています。晩田遺跡は弥生時代中期(約2千年前)を中心とする遺跡で、石鍬は土を掘るための道具と考えられます。また石斧には樹木を伐採するためのものと木工品を加工するためのものがありました。
 資料調査にあたりお世話になった米子市教育委員会、米子市埋蔵文化財センター、上淀白鳳の丘展示館の皆様にお礼申し上げます。

実測作業風景の写真
(写真1)実測作業風景

石器と実測図の写真
(写真2)石器と実測図(奈喜良遺跡の有舌尖頭器)

公文書館 2014/03/03 in 県史編さん室,調査

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