2015年11月26日
県営境港市場で田後漁業協同組合所属の沖合底びき網船が漁獲したズワイガニの測定を行いました(3隻入港)。 船頭さんからの聞き取りでは、松葉がに(甲羅の堅い雄のズワイガニ:カタガニ)は少ないとのことで、親がに(雌のズワイガニ)主体の操業のようです。なお、この航海では浜田沖の水深300m前後を操業したそうです。 漁獲物の中には、今年からトップブランドとして売り出している「とっとり松葉がに五輝星」相当のサイズのカニもいましたが、漁獲された松葉がにの主体は、甲幅10cm程度の小型サイズでした。また、最終脱皮前の小爪も多く見られました。 資源水準の高い親がには、自主規制で制限している1航海あたりの上限枚数(1.6万枚)いっぱい漁獲していました。こちらもサイズは4,5番手の小型が主体です。 ズワイガニ以外では、ソウハチ(えてがれい)、アカガレイ、マダラ、タナカゲンゲ(ばばちゃん)、エゾボラモドキ(赤バイ)等が少数ながら揚がっていました。
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