2016年2月4日
今朝の網代港地方卸売市場への沖合底びき網漁船の入港は5隻で、アカガレイ主体の水揚げでした。 漁場は、鳥取市沖の通称「だらずがれい」。産卵回遊で、青谷から大山沖の産卵場に向かうアカガレイが通る海域で、なんぼ獲ってもカレイが馬鹿みたいに獲れるということで、だらず(鳥取の方言で「馬鹿な」の意味)という通称名が昔から付いているそうです。 海底地形から見ても、深場から浅場に向かう通り道には最適な地形でしたので、納得の通称名でした。 ちなみにこの日のアカガレイの水揚げは1,560箱。見た感じですが、産卵親魚は抱卵状態が良かったです。 網代では、若松葉がに(脱皮後6カ月以内のズワイガニの雄)の水揚げは約200枚と少なく、松葉がに(脱皮後1年以上経過したズワイガニの雄)の方が水揚げ枚数が多かったです。 そのほか、ハタハタ等の魚類、エビ類、頭足類、バイ類が揚がっていました。
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