(写真1)講演会場の様子
講師は、『新鳥取県史 民俗1 民俗編』の「第8章 民俗信仰」の構成検討や執筆をされた民俗部会委員と調査委員の3名です。
まず福代宏委員(県立博物館主幹学芸員)が「第8章 民俗信仰」の構成を解説し、主な掲載事例を紹介しました。
(写真2)福代宏委員
続いて「民俗編」掲載事例を韓国の民俗と比較する講座「鳥取と朝鮮半島の民俗信仰」を、須永敬調査委員(九州産業大学准教授)に講演いただき、両地域の伝説や行事かの比較から今後の研究発展の可能性を示していただきました。
(写真3)須永敬委員
最後に「民俗編」刊行後も残された鳥取県の民俗信仰研究における課題について坂田友宏民俗部会長(米子工業高等専門学校名誉教授)に講演いただきました。
(写真4)坂田友宏民俗部会長
約35名の参加者があり、今後の鳥取県の民俗研究につながる講演会となりました。
県史編さん室