8月22日~24日の間に漁期前トロール調査を行いました。
本調査は、9月1日から解禁になる沖合底びき網漁業に伴い、事前に主にハタハタの分布調査を目的に行われました。
また、今回の調査では水産・海洋の人材育成を目的とした境港総合技術高等学校の3年生の生徒2名も乗船しました。
トロール調査ではまず、網を海に入れ海底を曳網するところから始まります。
着底した網を30分間曳網した後、船上に引き上げます。
網の中にはハタハタ以外にもカレイやニシン、バイ類など多くの魚種が入っており、乗組員総出で選別していきます。
生徒も乗組員に魚の見分け方などを教わりながら乗組員と同様の作業を行いました。
選別した後、魚種ごとに重量、体長の計測を行い分布調査を行いました。
今回の調査でのハタハタの漁獲量は例年より多い模様で、沖合底びき網漁の解禁が楽しみです。
また、今回乗船した実習生が今航海で得たことを活かし、水産、海洋のスペシャリストとして将来活躍することを期待している乗組員一同でした。