時化前で入港数が多かったので、祝日ですが、市場調査を実施しました。
網代港地方卸売市場には入港5隻、陸送1隻の5隻分の出荷がありました。
この日は、カニの測定で後回しになっていたアカガレイの測定及び魚体サンプルの入手を行いました。
アカガレイは、例年より少なめの漁獲となっています。ちなみに、測定を行ったこの日に一番多く漁獲した船は79箱(体長21-24cmにモード)の水揚げでした。
また、翌日、精密測定したところ体長354mmの雌が、透明卵を持っていました。
そのほかとしては、カニは、松葉がに(雄のズワイガニ)、親がに(雌のズワイガニ)ともに小型サイズが多かったです。
そして、サイズが大きくずっしり重い、これぞ「特選とっとり松葉がに五輝星」というようなカニがいました。
他魚種としては、バイ類(エッチュウバイ、エゾボラモドキ等)、タナカゲンゲ等が揚がっていました。
【おまけ】
測定する時間がなかったですが、賀露地方卸売市場にも寄ってみました。
こちらは鳥取県漁協賀露支所所属の6隻全船が帰港しており、上屋1棟では収まらない水揚げでした。
漁場は、浜田から日御碕沖の西方海域でした。
こちらもカニは雄雌ともに小型主体でした。