9月1日から県下の沖合底びき網漁業が解禁となりました。
今漁期年(9月1日~翌年5月31日)は、鳥取県漁協網代港支所所属船が10隻、賀露支所所属船が5隻、境港支所所属船が2隻、田後漁協所属船が6隻の23隻(前漁期年から2隻減少)でのスタートとなりました。
さて、気になる初水揚げですが、賀露では9月3日に全船5隻の入港がありました。主な漁獲物はハタハタ約5000箱、アカガレイ約1500箱、ソウハチ(えてがれい)90箱等でした。ちなみに同日の網代も5隻入港でしたが、こちらはハタハタ約1800箱、アカガレイ285箱、その他10箱でした。
今年のハタハタ漁況予測は、前年より減少し、近年並みとしましたが、予測に反して、賀露の初日はハタハタが大漁となりました。いるはずなのに調査では多く入網しなかった3歳魚がちゃんと来遊しており、安心しました。
ちなみに、2回目の水揚げの9月7日はハタハタの水揚げは2000箱程度と大幅に減少しています(漁業者からお話を伺っていないので獲り控えなのか、群れが移動したのかは不明です)。
参考:ハタハタの漁況予測
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1091053/2017hatahata_gyokimae.pdf