2017年9月19日
本日の賀露入港船は4隻でした。 主な漁獲物は、ハタハタ(白はた)、アカガレイ、ハツメ(赤はた)、アカムツ(のどぐろ)、マダラ、深海性バイ類等でした。 ハタハタは計1400箱と、初水揚げから3分の1以下に減っていました。今漁期、解禁直後のハタハタは漁場が狭く、一部の海域に固まっているようです。このため、漁獲が急減した模様です。 ちなみにこの漁場は従来、漁場形成する場所と異なり、水産試験場の漁期前試験操業で定点を設定していない海域です。来年度の調査の際は、この海域でも最低1カ所は網を曳いてみたいと考えています。 アカムツ(のどぐろ)は全長45cmを超える大型の魚も揚がっていました。 珍しいところでは、まだ食べたことがない魚「カワビシャ」がいました。あとあまり水揚げされないガンコ(おとく)もいました。 また、水深100m以浅も曳いたようで、キダイ(れんこだい)、マダイ、ナガレメイタガレイ(ばけめいた)等の沿岸の小型底びき網でも見られる魚種も揚がっていました。 【おまけ】 賀露の沿岸漁業では、ソデイカ(赤いか)が9月10日からまとまった量、揚がるようになったようです。ソデイカを漁獲するタル流し漁の合間に、曳縄釣りをやり、シイラを揚げている船もありました。
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