今朝の賀露地方卸売市場へは地元船5隻全船が入港していました。
漁場が本県の赤碕沖と異なることもあり、連日のソウハチの市場調査を行いました(2000箱以上水揚げがありましたし)。
測定した感じでは、山口県見島沖の漁場では全長30cm程度の一山のモードでしたが、赤碕沖では、もう一つ25cm程度にもモードがある二山の漁獲物組成でした。
また、水産試験場内で胃内容物を見たところ、山口県見島沖に比べ空胃の個体が多い特徴がありました。ただ、魚体はかなり肉厚でしたので、ここ数日の傾向かもしれません。
ソウハチ以外では、ニギス、ハツメ(赤はた)が主体で、船によってはキダイ等の水深100m以浅の漁獲物も揚がっていました。
あとハタハタは、1隻のみの水揚げで、しかもたった5箱でした。
珍しいところでは、アカアマダイが箱になっていました。1尾から数尾といった半端での出荷は見ますが、1箱立っているのは初めて見たかもしれません。
また、ケガニも揚がっていました。