防災・危機管理情報


2017年10月19日

2017年10月19日 沖底(田後@境港市場)

今朝の県営境港市場には、明日が田後の秋祭りということもあり、田後ゆかりの7隻が入港していました。
沖合底びき網漁船  荷揚げの様子
1隻は、山口県見島沖まで行き、マダラ、ソウハチ(えてがれい)主体の水揚げでしたが、残りの船は海況が悪いこともあり、主に浜田沖で操業し、マダラ、ソウハチ以外にも、ホッコクアカエビ(赤エビ、甘エビ)、クロザコエビ(もさえび)、スルメイカ、ニギス等を水揚げしていました。
マダラ マダラ
ホッコクアカエビ(赤エビ) ホッコクアカエビ(赤エビ)1隻の水揚げ
なかなか見ない量のクロザコエビ(もさえび)が揚がっていました。
クロザコエビ(もさえび) クロザコエビ(もさえび)1隻の水揚げ
ソウハチ(えてがれい) ヒレグロ(べらんす、やまがれい)
スルメイカも各船が写真の程度水揚げしていました(30,25入が主体)
スルメイカ ニギス(沖ぎす)
気になった魚としては、巨大なムツがいました。ちなみに一般的にはアカムツに対比して「黒ムツ」と呼ばれます。
ちなみにムツはムツ科ですが、隣の写真のアカムツ(のどぐろ)はホタルジャコ科と科が異なります。
ムツ(黒むつ) アカムツ(のどぐろ)
変わったところでは、沖底でホッケ、隠岐の定置網でハガツオが揚がっていました。
ホッケ ハガツオ


【おまけ】
前日に隠岐の中型まき網と、鳥取の大型まき網の測定を行いました。
隠岐のまき網の漁獲物は、小型のマイワシ主体で、それにウルメイワシ、カタクチイワシ、マダイが混ざっていました。
隠岐のまき網の漁獲物 マダイ
鳥取のまき網は4~9キロのブリ(まき網の銘柄サイズだと「ワラサ」。10キロを超えないと「ブリ」銘柄にならない)を漁獲していました。
ブリの水揚げの様子 ブリの選別の様子
ワラサ(4-9キロのブリ) ワラサの水揚げ状況(一部)

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