防災・危機管理情報


2017年10月30日

2017年10月20日 沖底(網代)

今朝の網代港地方卸売市場には3隻が入港しました。
三者三様で、1隻は2日間ともアカガレイ、ハタハタ主体で操業、1隻は1日はアカガレイ、ハタハタを狙い、2日目は比較的浅い水深で操業。あと1隻は深場でホッコクアカエビ狙いの操業でした。
水揚げ状況 仕立ての様子(最後の魚体洗浄)

アカガレイ、ハタハタの測定が目的でしたが、今回は久々に全規格ありました。約600尾を2時間かけ測定し終えたころには、自分1人だけで周りに誰もいない状態でした。

特徴的なところでは、アカガレイの最小規格である11番が、まとまった量、出荷されていました。近年見られなかった新たな3歳魚(2013年級群)の漁場への加入があった可能性があります。
アカガレイ1番(最大規格) アカガレイ11番(最小規格)
ハタハタは、未成熟の小型個体が主体でしたが、大型の成熟個体(まだ産卵場である朝鮮半島に向かっていない魚たち)も水揚げされていました。
ハタハタ1番(最大規格) ハタハタ5番(最小規格)

測定以外では、エビ類の水揚げが目立ちましたので、画像を掲載しておきます。
ホッコクアカエビ(あかえび、甘えび) イバラモエビ(おにえび)
クロザコエビ(もさえび) トゲザコエビ(がらもさ)

【おまけ】
水深100m周辺で漁獲したと思われる漁獲物です。
大型のマダイが結構な量、揚がっていました。また、珍しいところではマコガレイが活魚で揚がっていました。
マダイ キダイ
マコガレイ

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000