とうとうズワイガニの解禁日がやってきました。
今朝の賀露地方卸売市場には地元船5隻全船が入港しました。
前年より松葉がに(雄のズワイガニ)の水揚枚数は多く、水産試験場の漁況予測どおりの初水揚げとなりました。
恒例の初セリ式は、船本鳥取県底沖合底曳網漁業協会長のあいさつ、平井鳥取県知事祝辞、浜下賀露鮮魚仲買組合長の三本締めで始まり、注目の初セリ1枚目の松葉がにの値段は・・・・
8万円也。
今年は、トップブランドの『特選とっとり松葉がに五輝星(いつきぼし)』が賀露の初セリでは1枚もなく、残念ながら日本一の価格とはなりませんでした。
五輝星は、厳選な選別により、松葉がにの0.03%(前年、前々年実績)しか認定されません。関係者皆さん初セリで五輝星があり、高値が付くことを期待していたと思いますが、今回、認定されたカニがいなかったことは、きちんと目利き人が見極めている証拠と言えると思います。
一方、網代港地方卸売市場には、地元船6隻が入港し、2隻が境港から親がに(雌のズワイガニ)を陸送していました。
こちらでは五輝星が1枚認定されました。
また、試験操業では、気になっていましたが、大型の親がに(雌のズワイガニ)が少なかったように感じました。計測した船では、最も大きい規格の1番が全体の0.9%でした。