平成29年11月4日(土)午後、鳥取市歴史博物館で「占領期の鳥取を学ぶ会」第5回講座「鳥取に進駐軍がいた頃」を開催しました。
鳥取県に滞在していた進駐軍については、県(渉外部)の文書が残されていないこと、占領が終わった昭和27年4月に鳥取大火があり市民の記録も焼失したことなどから、詳しいことは不明でした。
そのため、当時のことをご存知の清末忠人さんと松田章義さんをお招きして、進駐軍の経験を伺いました。お二人からは、「鬼畜米英」と実際の進駐軍とのギャップ、進駐軍が自宅を訪問したときの体験、上町の接収住宅と家族用住宅のこと、進駐軍から英語を習った経験などが披露されました。
なお、次回の講座は12月9日(土)午後2時を予定しています。(参加者67名)
(写真1)悪天候のなか67名が参加されました
(写真2)英印軍の鳥取市中行進の新聞記事を投影(1946年5月31日付日本海新聞)
(写真3)進駐軍兵士との体験を語る清末さんと松田さん