防災・危機管理情報


2018年4月23日

作物コース実習風景(4月中旬)

1.トラクター耕耘実習
 水田での作業ではトラクターは欠かせない機械です。4月から6月上旬にかけての農繁期に向けてトラクターの操作実習を始めました。当然ほとんどの1年生が初めて操作します。たくさんのギア類があり、まずは、それを覚えます。今回はロータリを使った耕耘の実習です。人がやっていると簡単そうに見えますが、まっすぐに走るだけでも最初はたいへん。さらに、コース取りを覚えて角の曲がり方なども練習します。頭ではわかっていても、狙ったところにトラクターを止めるのに四苦八苦。最終的には水田1枚をひとりで耕耘できるように練習しています。ガンバレ1年生。
 
 

2.土壌改良材の散布
 米を栽培するために土壌改良材や肥料を散布します。散布する道具はブロードキャスタや動力散布機などいろんなものがあります。今回は、背負い式の動力散布機を使って実習を行いました。32aの水田での実習です。2種類の資材を合計220kg散布しました。約10kgの機械に20kgの資材を入れて背負い、畦を歩きながら散布します。体力がないと30kgになった散布機を背負うだけでフラフラしてしまいます。しっかり体力をつけて上手に資材を散布できるようになってください。
 

3.畦塗機の試運転
 水田は水を貯めないといけないので、水漏れしないように畦を整備しないといけません。畦を整備する便利な道具が畦塗機です。去年、中古の機械を寄贈していただき、今年初めて実習で使用します。先日、2年生が取り付け方法の確認と試運転を行いました。説明書を見ながら、取り付けの手順、設定方法をひとつひとつ確認します。取り付けのあと水田で試運転をしてみました。結果は上々。雨が降るのを待って、土が適度な水分条件になったら本格的な実習をやってみたいと思います。
 
 

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