防災・危機管理情報


2018年5月24日

2018年5月23日 沖底(賀露、網代)

いつも、時間軸で網代、賀露と記載していますが、今回は反対で、賀露から記載します。

本日の賀露地方卸売市場には地元船3隻が入港しました。
漁獲物の主体はハタハタで、発泡スチロール魚箱3000箱に木箱、500kgタンク(スラリーアイス仕立て)、冷凍と、圧巻でした。
そのほか、アカガレイやクロザコエビ(もさえび)、マダラ、そして賀露としては珍しく、ハタハタと一緒に入網したホタルイカがありました。

ハタハタ(規格4番) ハタハタ スラリーアイスによるタンク出荷
日御碕沖の漁場は、大型のハタハタもおり、体長190-240mm1番規格から体長120-140mm6番まで全規格がありました(主体は150-160mmの4,5番)。
ハタハタ(規格1番) ハタハタ(規格6番)
クロザコエビ(もさえび) イバラモエビ(おにえび)
マダラ ホタルイカ

一方、網代港地方卸売市場には地元船3隻が入港し、1隻がホタルイカを陸送していました。
お目当てのアカガレイを1隻が全規格漁獲しており、良い市場調査ができました。
今回サンプリングしたアカガレイは、珍しくニホンウミノミを捕食している個体が多かったです(ハタハタは、よくニホンウミノミを食べているのですが、アカガレイの胃内容からはまれです)。
隠岐東方海域のハタハタは、2歳魚主体で、賀露で揚がったような全長20cmを超すような「とろはた」サイズはごく僅かでした。
アカガレイ ハタハタ
隠岐北方でも操業した漁船があり、ヒレグロ(やまがれい)やマダラを水揚げしているところもありました。
ヒレグロ(やまがれい) マダラ
クロザコエビ(もさえび) イバラモエビ(おにえび)

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