2018年5月29日
2017年9月1日から始まった2017年漁期の沖合底びき網漁も今日、明日の水揚げで最終となります。 今漁期も人身事故等あり、大変な1年でしたが、水揚金額は良好な漁期になったと思います。 さて、漁期最後の測定ですが、県営境港市場に水揚げした田後船3隻のハタハタを対象に行いました。 写真は卸がうおいちの2隻分です。 今朝は、全規格がそろっており、とろはた3kg、とろはた(特大)、大、中、小、小小と6規格出荷されていました。 なお、「とろはた」とは全長20cm以上あるハタハタです。ハタハタは大型になるほど脂乗りが良いことが水産試験所の試験結果で判明したため、鳥取県では人がおいしいと感じる脂質含有量10%をおおむね超すサイズである全長20cm以上の大型ハタハタをブランド化しています。 とろはたは、3歳魚主体。残念なことに今年は漁獲量が少ないです。 大、中、小は2歳魚主体で、中、小が漁獲の主体です。 小小はジンタンと呼ばれる小型魚(1歳魚)です。 ちなみに、この1歳魚の資源量は良好との調査結果が出ています。 水揚げした1隻は小小規格が漁獲の大半と、調査結果を裏付けするような漁獲物組成でした。
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