2019年1月16日
木造建築科では毎年、木造家屋の施工実習を行っていますが、昨年の12月には一大イベントである「建前」を行いました。 建前は、墨付けや加工を終えた木材を初めて組み上げる儀式です。 屋根の一番高いところの部材を棟木(むなぎ)といい、それを組み上げることから「上棟式」や「棟上げ」とも言われます。 建前の前日には、土台を敷き、事前の準備として足場を組み立てます。 建前の当日です。 次々と木材を組み立てていきます。 組んだ木材を起こす作業の時には、ものづくり情報技術科の訓練生が手伝いにきてくれました! 木材の組み付けは、写真に写っている大きな木槌「掛矢(かけや)」で組んでいきます。 高い所で重い木槌を振り上げるのはなかなか大変です。 ちゃくちゃくと作業が進んでいきます。 そして、建前のメインである棟木を組み付け完了です。これで、家の一番高い棟木部分までが組み上がりました! これからは、屋根の下地作業を行います。 垂木(たるき)と破風板(はふいた)を取り付けたら 家らしい形になりました! 高いところでの作業も少しは慣れ、余裕が出てきたみたいです。 屋根化粧の板を張ってこの日の作業は終了です。
2019/01/16 in 木造建築科
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